護摩焚き

修行をさせていただいているお寺での護摩祈祷の様子。この日の炎は天高く力強かった。先輩阿闍梨の祈祷も迫力あり、お不動さまもご機嫌善しとのこと。毎週日曜日午後1:30から行っています。

酔芙蓉

この時期に見頃を迎える花です。咲き始めは白く夕方には赤く色が変化することから酔芙蓉(すいふよう)と言います。かの楊貴妃も愛した花のようです。

諏訪大社 秋宮

全国の諏訪神社と呼ばれるものの総本山。なのにそれはそれは静かな佇まいでおられます。近くには春宮があり、8/1のお舟祭りで御神体が移動します。

信濃善光寺

何度来てもいい。ここは無宗派善光寺。それでも天台宗と浄土宗の2つの宗派が管理しています。参道にはおみやげ物や仏具や宿坊が並んでいます。どの宗派のものも取り揃えてくれています。真言宗の方もお買い物がしやすいですよ。

樒(しきみ)を植えました

しきみは非常に毒性の強い植物です。花瓶に生けると水が濁りません。ドクダミと同じ効能ですね。そして葉は一年中青々としています。常緑樹です。適温があるので、寒いところでは生息しません。榊と間違えそうな感じですが、漢字が違います(笑) 木偏に密教…樒(仏教)、木偏に神…榊(神教)

鑑真が日本に持ち込み、空海が青蓮華の代わりに修行に使いました。日蓮宗でも浄土真宗でも使われる仏教には欠かせない樹木です。

今回は3本植えました。うまく根付けば3月に花が咲くはずです。今から楽しみです。(紫雲筆)

いよいよ…

春に得度をして始まった四度加行も終わり実践編としての葬儀・回忌法要の次第を教えていただきました。最後に不慮にも死んでしまったアゲハ蝶の幼虫の発遣をしてその魂を浄土に送らせていただきました。つたない供養の儀式ではありましたが浄土の蓮華座の上に幼虫くんが乗っているのを見届けて終わりました。その直後に先生が「黒いアゲハ蝶が来ている」といって驚いておられました。それは大変珍しい光景だったようです。私が見送った幼虫と何か縁があるような気がしてとても不思議な気分でした。

これまで無我夢中で修行に励んできました。最中ではわからなかったことですが、四度加行では仏様から送られる大いなる慈悲と私たちの仏様を信じる力を合わせることで、さらなる大きな力が(加持力)生まれること。そこを繋ぎ合わせる方法を学んできたのだと思います。

この後伝法灌頂という儀式を経て「阿闍梨」になることができます。(まだ正式になれるかどうかはわかりませんが…)ここで晴れて形式的には僧侶ということです。しかし、本当のスタートはここからです。ここから次の修行が始まるのでしょうから。

                                                                                (紫雲筆)

真言の威力

不動明王の真言です

慈救呪『のうまくさんまんだ ばざらだんせんだん まかろしゃだそわたや うんたらた かん まん』

意味なんて分からなくても良いので、見たままの文字を声に出して言ってみてください。

その後起こった出来事が悪い事だったとしてもそれは最悪の事態を免れているはずです。

起こるべくして起こった悪い事象も悪さのレベルはダウンしているはずです。 紫雲