芻霊咒祈願(藁人形による加持祈祷)

古代中国では、藁人形のことを芻霊(すうれい)と呼び、死者と共に葬る副葬品として用いていました。平安時代になると呪詛(じゅそ)として用いられることとなり、それはまさに神秘的、超自然的な方法によって相手に禍をもたらす方法とあいなりました。

人への思い、憎しみ、怨みはあなたにとって決して良いものではありません。しかしながら消し去ることのできない、どうしても許せない感情が沸き上がることは拒否できません。身代わりの藁人形に呪詛します。念を入れた藁人形は、お寺の棺の中に入れてお帰り下さい。代わりに霊符をお渡しいたします。

芻霊咒祈願は、横浜駅前 藁人形のお寺、観寧寺にご依頼ください。

真言密教では、芻霊咒は 「藁人形の加持法」 とも言われ、古来より特別な祈祷・息災・調伏法として伝わる秘法です。

その目的としては…

〇息災法 病気や災難を藁人形にうつし、お焚き上げをして祓い清めます。(病気平癒や悪縁切り、厄除け祈願)

〇調伏法 悪霊や悪意を持つ者に対し、藁人形を用いてその力を制御、鎮静します。(強い祈祷なので慎重にすることが重要です。)

調伏法としての芻霊咒は、特に慎重に行わなければなりません。観寧寺での芻霊咒祈願は相手を傷つける意図ではなく、怨念・悪意を鎮め、互いに安穏となる事を目的としています。これを以て祈願者の心身の健全と強化を切に願います。