浄霊・除霊のお寺

真言密教の修法による、人に憑いた霊、物に憑いた霊、部屋に憑いた霊、過去からの霊、生霊そのほかの浄霊・除霊です。何となく感じる「違和感」は、霊障かもしれません。それらの不安を排除すべく加持祈祷により除霊、供養により浄霊をいたします。

はじめはカウンセリングから始めます。霊は悪さをしている霊だけではありません。メッセージを伝えようとしている霊もございます。すべてを取り除くのは得策ではありません。幼少からのお話、ご家族のお話、育った環境のお話をお伺いして、何の霊を浄霊すべきかを判断します。尼僧が対応いたします。女性の方でもご安心してご相談ください。

お見えになる際は、お電話にて日時をご予約ください。

横浜駅前 祈祷・除霊のお寺 観寧寺

霊・魂・タマシイについて

霊に対する知識

全ての人は大小の違いはあれ霊感を持っています。しかしむやみに怖がっていたり、うまくいかないことを霊のせいにしてみたり、あるいは自ら作り出した妄想*だったりすることもあります。私たちは霊に対して正しい知識を持つべきです。*自らが作り出した妄想霊は瞑想のさなかに現れるものと似ている。瞑想の場合は自分で断ち切ればよいので、同じように妄想霊は自分を強くすれば消えることが多いのです。

そもそも霊とは

人は 人体・心・魂 の3つから成り立っています。

※魂=人の中に入っている時の呼び名=ソウル,霊=人から離れてからの呼び名=スピリット

人が死ぬと人体と心は滅びますが、魂=霊はそのまま残ります。これまでの業をすべて持って残るのです。

この時、人間はお葬式をしてもらうことによって宙に浮かんだ霊はいったん天界、浄土、あの世と呼ばれるところへ行くことができます。その送り出しをするのが僧侶・神主・神父などと呼ばれるひとたちです。

<霊にも種類がある>

1,高級霊…霊の中でも最高ランクで天の仏さまと肩を並べることができるほど得を積んだ人

※マザー・テレサ、ガンジー

2,低級霊…人間霊。波長が合ってしまうと憑りつかれる。気の弱い人や精神的に弱っている人にとりつきやすい。その中でも

○不成仏霊:成仏できない霊。この世に未練を残していたり、事情があって供養されていなかったりする霊(ex○水子霊)

○浮遊霊:さまよっている霊。死んだことに気づいておらずどこに行けばわからない霊、(ex○孤独死、突然死)

○地縛霊:その土地を離れられない霊。亡くなったことを受け入れらていなかったり、強い執念や怨念のある霊。

3,先祖霊

きちんと供養されているご先祖様は守護霊としてよいパワーを与えてくれます。夢などでメッセージを受け取ることができたりします。しかし、きちんと供養されていないご先祖霊はいまだ成仏できず苦しんでいます。そのためそのことを子孫にわからせようと現れたり供養を促すサインとして不幸を持ってきたりします。お嫁さんは嫁いだ先の先祖のお告げを聞くこともあります。

4,動物霊…低級霊よりも位が低く、成仏していない霊のことを指します。その場合は人間にとりつきます。人間に憑りつている霊の大方は動物霊です。憑りつくという文字にも馬という字があり古から動物霊の憑りつきが多いことを物語っています。その昔、動物は畜生といって六道の中では餓鬼よりも低級の扱いでした。しかしながら現在では家族の一員としてのペットとしてその存在意義も変わってきております。もはや人間と同レベルの魂レベルといっても過言ではないでしょう。魂の意味合いも環境と共に変化しうるのです。ですから、動物といえども死んでしまった後はきちんとした供養が必要なのです。

5,生霊…生きている人間が自分の魂を飛ばす現象。飛ばしている方も気が付かないため厄介です。その人への嫉妬、憎悪。恋愛によるゆがんだ愛情が原因ともいわれています。対処法→波動を合わせない強い信念が必要です。

6,守護霊…生きている人間を守ってくれる霊です。どんな人にも数体ついています。

あなたの将来のビジョンや目標を助け、危険から守ってくれます。霊にも格付けがあり、守護霊は人を守護することにより自らもまた修行している霊です。でも私たちよりははるかに高い次元の高い波動を持っています。

7,悪霊…未成仏のさまよえる霊が何らかの形で変化し悪さを働く霊になってしまったり、あるいは自分の周りにいた霊を自らの行いで悪霊にさせてしまったというものです。対処法→人の弱さに付け込む霊であるため、とにかく自分自身をしっかり保つことができていれば寄ってはきません。しかし悪い行いをすればたちまち寄ってくるし、メンタル身体的に弱っている時に入りこまれる危険性が十分あります。

除霊と浄霊の違い

○除霊…ご依頼者が体内に感じている霊や周りにいる霊を追い払うこと。追い出すこと。

○浄霊…ご依頼者が体内に感じている霊や周りにいる霊を特定し成仏*して差し上げること。この世に念が残らないようにして、しかるべき場所へ導くこと(霊界へ行っていただくこと)(成仏していただくこと)

どちらも霊を切り離すことには違いないのですが、除霊は霊体が未成仏のままこの世に残ることになりますので、また戻ってきたり、異なる霊が入り込むことになったり、悪霊となってもっと強い霊を連れてきたりしてしまいます。

真言宗の考え方は、霊は払うのではなく供養して成仏させることを目的としています。

*成仏とは「仏に成る」と書きます。浮遊霊や地縛霊は未成仏だから仏にしてあげなければなりません。本来は親族縁者が葬式をして成仏させてあげるのですが、事情によりそれが叶わなかった霊が成仏するためには、自らが成仏したいと思うことが重要です。

先述したように霊にもいろいろな種類があり、あなたにとって大切な霊まで除霊してしまうのは、危険であり申し訳ない事です。ですから、追い払うような除霊ではなく浄霊として、霊を浄化し、さまよえる未成仏の霊には速やかに浄土に行けるよう供養をしてさしあげるのです。

憑依している霊は成仏できなくて困っていることの方が多いです。そのためにもきちんと供養して差し上げなければならないのです。

霊との向き合い方

ではなぜ人には見えないものが見えてしまうのか、感じないものが感じてしまうのか…それは霊との波長が合ってしまうことに起因しています。その意味でもあなたは繊細な心をお持ちなのでしょう。

あなたがはっきりと霊が見えたり感じたりするのであれば相当な霊力の持ち主です。

見える霊はすべて悪霊というわけではありません。善霊もいます。あなたの背後には守護霊もいます。正しい霊との付き合い方は、その霊からのメッセージを頼ればいいし。それが直観です。

一般的に障りをおこす低級霊たちはあなたに訴えています。ただ普通の人は気が付かない場合が多いのです。要は波長を合わさなければいいのですが、メンタルや身体的に弱っていたり、繊細な神経を持つ人を好んで低級霊はやって来ます。あなたのやさしさを頼りに、障りという手段を使って何かを訴えているのです。

対処法

その時は除霊や浄霊が成功したとしても、憑依されていたその人自身の波動が高くならなければ、除かれた霊はまた戻ってくるし、浄霊された浮遊霊のあとにまた別の浮遊霊がやってきます。体質が霊媒体質の人は特にその自覚が必要です。

ではこれ以上霊たちを引き寄せないために、いくつか対処法をお伝えします。

  • 波長を同じくしないこと…霊と同じ人間性を持たないこと!そのためにはポジティブな自己の魂にする。時には。ここにいても何もできないよーと語りかけ(言霊)その場から離れる。
  • 強く美しい魂を鍛える…感動する心を持つこと!1日1つノートにつけておく。
  • 呪文を唱えて意識をずらす訓練をする…不動明王のご真言など
  • むやみに同情しないこと…街中で花束が備えられていたり、お地蔵さまがあるところには近寄らない。手を合わせるならば自分を防御してからにすること
  • 波動を高めるには…右脳が大切。しかし現代においてはあまり機能していない。右脳を鍛えるには感動する心が必要

最終的には強くなることが必要です。すべては己の強さです。

信じるものを一つ持つと人は強くなります。

本日、霊障を除きに来たという強い意志を持って念じてください。