松井語録
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至誠は人生の旅において最大の武器
松井語録
想いをいただくばかり、己を貫くばかりでは、人は寄り添えない
NHKドラマ光る君へより
ヒロシマ
チベット②
5/31 チベットの旅2日目 西寧~拉薩へ 寝台列車の旅
西寧の朝は太極拳のような集会が開かれていた。同じ洋服を着た集団だ。早朝、少し散歩してみる。ホテルの周辺はちょっとした銀行街だった。
朝食は、バイキング。なんだかおいしそうではなかったのでおかゆくらいしか食べれなかった。当然のことながら、コーヒー&パンなどというしゃれたBFは期待しない方がいい。基本中国の朝は、しっかり食べる事。コーヒーも薄くておいしくない。今日は夜寝台列車に乗る。それまで観光。ゲルク派開祖の誕生地であるタール寺を訪問。※ゲルク派はチベット仏教の4派の最大派。
気温25度。寒くはないが暑くもない。乾燥しているからか。体調は相変わらず不調。大丈夫か…私。
タール寺院は山之上。そこまでバスで行けるのに、わざわざカートに乗り換える。中国の役人が決めたそうだ。ここで金をとるために。
その後、青海蔵文化博物館に行く。ここで有名なのは巨大タンカ。
タンカ=曼荼羅のこと。途方もなく巨大、幅600メートル。
館内は写真禁止なのに、中国人は平気で撮影している。ここで日本人としての品位が問われる…とりあえず真似するのはやめておいた。
関内のトイレはきれいだが、紙がないのでかならず持参の事。まさに紙は神だ。
昼食は牛肉そば。パクチーなしにしてもらったらただの素ラーメンになってしまった。ここではなんでも牛肉牛肉と付く。普段はヤクのにくとかだから、牛は高級らしい。でも私は食べれないので悲しい。
夕方、ショッピングモールへ。この時間が一番楽しい。地のものが見れるから。アイスを買って食べてみた。普通にうまし。
夜、いよいよ鉄道の旅へ。「青蔵鉄道でいく遥かなる聖都ラサ」というツアータイトルにもなっている。青は青海省、蔵はチベットという意味らしい。20年前にはなかった鉄道だ。以前は成都からラサ空港までいきなり飛んだから高山病も続出したらしいが、この列車によって徐々に高度を上げていく。最高地点は5070M。富士山にも上ったことがないのにいきなりその上をいっている。無謀にもほどがあるが無知より強いものはない。
21:50 乗車。客のことなど全く考えない会社と中国人。たとえ新婚カップルでもベッドは離れる。するとその客はかってに席をかえるから、人のよい我々日本人が嫌な目に合う。自分の振られた寝台に中国人がのうのうといるのだ。英語も通じないし筆談も通じない。ガイドに頼んでやりくりしてもらう。私のコンパートメントは4名中3名が知らぬ男。まあ山のテントで雑魚寝は慣れているが、日本の寝台でこれはありだろうか???
具合も最高潮に悪かったので早々に寝る。
チベット①
昨夜、チベットから帰国した。今、中国はビザがないと行けないし、単独旅行は禁止されている。
半年も前から準備をしていく先は、もちろんポタラ宮殿。ダライ・ラマの冬の宮殿だ。
JTB時代の友人高柳さんとラサに行こうと話したのは、もう20数年前のことだ。
今の中国では、ネットの制限がされていてグーグルやFB、インスタは使えない。発信のツールがないため帰国してからの回顧録となってしまった。
スポティファイは大丈夫だったので、音楽だけは聴けて良かった。
現地の人は英語も全く通じない。中国語のみ。マーケットでの買い物は言われた金額の半分から交渉すべし。その時便利なのが、計算機。数字だけは共通だから、自分はこれしか持っていないと言い切る。絶対負けないこと。すると+10元くらいで買えることがわかった。相場はそんなに安くない。
写真はOKだが、警察や公安にはカメラを向けない事。空港もNG。監視カメラや盗聴器はどこにあるかわからないので、政治的発言や反中発言には気を付けること。ましてや、ダライ・ラマや宗教的な発言はしないこと、とガイドに念を押される。
高山病、平均して富士山より高いところにいるので、多少の高山病にはあたる。今回不覚にも直前に仕事を詰め込み過ぎ風邪をひいての参加だったため、当然のことながら高山病にかかった。私の場合は、頭痛と上半身のしびれ、便秘。体調は万全に参加すべし。
空港、どの空港も無駄に広い。北京はターミナルが変わると広すぎてパニクる。預け荷物には乾電池やバッテリーを絶対に入れないこと。すぐに呼び出される。
飛行機、はAIR CHINA。国際線の機材とは思えないほど古い。モニターもない飛行機はあるか?機内の食事はまあまあ。ドリンクはジュースを頼む際はWITH ICEというべき。出ないと生ぬるいコーラを平気で出してくる。隣の座席に中国人が据わると、こいつは中国人ではないといちいちうるさい。
トイレ、は最大の問題だったが、思ったより十分に耐えられた。ただし、紙はないので必ず持参のこと。決して流さないこと。
食事、は食べられる。辛いのが好きな人は〇。そうでなくても味付けはまあまあ。量は多いが、残しても良い。中国では残してくれることがお世話の甲斐があると思うそう。
ホテル、の電圧はほぼ日本と同じコンセント形状。Oタイプを持っていれば大概カバーできた。
服装、は日中TシャツOK.夜も長袖でOK.乾燥しているので、汗もかかない。大事をとって沢山詰め込まなくても良かった。
非常食、としては、意外とたべられるものが多いので、固形の味噌汁、スープ、梅干し、ふりかけ、があれば大丈夫か。米もまずくはなかった。水は毎日2本はくれるし、部屋にも2本はある。そんなに飲めないけどくれる。
1日目
羽田を午後発で北京まで3時間半。時差1時間。国の事情でターミナルやフライトが変わる。今回も重要人が来ていたらしく、飛行機は大幅にディレイ。大阪からの便が飛ばず、合流出来ない人が出た。
北京で乗り換え、西寧まで2時間半。到着は22時。ホテルは、★★★★くらすか。SGはキングサイズベッドの部屋。かなり広い。ホテルの装飾はきんきら。そして無駄にでかかった。5/30
はみ出ることを恐れるな
はみ出るって、前に進むことでしょう?次の常識になるやもしれない。常識って生きものだから、はみ出たものが多くなれば、いつのまにかそれがスタンダードになっている。だとしたら常識を作ってやろうじゃないの。生きているうちに。
遊行僧でありたい
国境なき医師団の看護師である白川優子さんはずっと看護師である。「看護師として患者さんのそばにいるのが好きだから」という。私も住職ではなく、遊行僧でありたい。医師ではなく、看護師でいる白川さんのように。
喫茶去 kissako
お茶を飲んでいきなさい。とあるお寺の主は初めての方でも馴染みの方でも、どんな方にも同じ言葉をかけます。一人であれこれ考えるより相手がいる方がひらめきがあるというのです。物事はあらゆる方面からとらえるべきです。自分の考えだけが全てではないし正しいわけでもありません。大切なのは、耳を傾けること、人の話を聞く耳を持つこと。さすれば人生も豊かになるはずです。
禅とは善である
禅宗の僧侶が禅についての哲学書を出しました。とても分厚い本です。とても読むのに難儀です。最後の最後のページに「禅とは善である」とありました。この言葉に感無量です。皆さんはいかがですか。